ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2015.10.30
小森嗣彦 Basser Allstar Classic 4位
9月の大雨による大増水から一ヶ月、フィールドは落ち着きを取り戻し、安定した釣果が
プラクティスから見えていました。

私は北浦方面と利根川本流、北利根エリアでそれぞれ単日リミット5本で6kg近い
ウエイトを出すことができたプランを見つけており、広いフィールドとたくさんの
選択肢をどうマネージメントするか、それがこの試合のポイントになると思いました。



釣り方は利根川本流が4gのスゴイシンカーをセットしたモコリークロー #341
(ダークブラウンブルーギル)のテキサスリグカバー撃ちを中心に、6.75"プロ
センコーのダウンショットリグをハードボトムで使い、2.5"レッグワームのダウン
ショットでテトラを撃つという感じ。

その他のエリアはクランクベイトで護岸を流すものと2.9"レッグワームのダウン
ショットをマンメイドストラクチャーに入れていくといった釣りでした。
2.9"レッグワームはいれば一撃でいいバスから食ってくるスペシャルなワームです。

先月のTOP50最終戦、当日は大増水でカバーゲームに変わったしまいましたが、
プラクティスでもそれを実感できる釣果を出していました。




トーナメント当日、初日は北浦方面へ。



少し天気がよくなりすぎたのか、サイズダウンしていました。
それでも6バイト4キャッチ。ルアーはほぼレッグワームでした。
かなりいいバスを一匹ばらしてしまい、それが悔やまれる7位で初日を終えました。






二日目は利根川。



レッグワームで2本、モコリーで1本、計3本でしたが、こちらは狙い通りのサイズを
出すことができ、総合4位まで浮上することができました。






7度目の出場で5回目の表彰台にはあがれましたが、やはり優勝を目指していただけに
悔しい結果です。



応援してくださった皆様、今回はすいませんでした。ありがとうございました。

これからも最強のソフトベイト、ゲーリーワームとともに戦っていきますので、
また応援よろしくお願いします。



Basser Allstar Classic 2015 成績表

2.9"レッグワームはフックサイズ#1〜2にセットして3.5〜5gのダウンショットで
使うのがベスト。

2.5"との使い分けは、まず釣れるサイズが選べる、キャストがしやすい、太いラインでも
気にせず使えるといったことが挙げられ、試合でもそれを実感して使い分けています。

小森嗣彦




2015.10.22
チームゲーリーヤマモト BGF2015 in 塩釜 カテゴリー3&4 3位入賞
今年で6回目となるボートゲームフィッシング2015in塩釜に、今年は中嶋君と千田君
との3人でチームを組み、チームゲーリーヤマモトとして参戦しました。

プラでの状況は、ポツポツ釣れ、大会の2本リミットは間違いなく苦労しないと判断。

問題はサイズ。 釣れても良く釣れるのは35cmまで。

大きいサイズはプレッシャーを避けて、目立たない根にいる事がわかってました。
ボリュームある6"ダブルテールグラブ#344で大きいサイズを狙ってみると答えがきました。



迎えた大会当日。

今大会も約100名、約30チームによる戦いです。
大会の朝は最も緊張感が高まる時でもあります。





前日から南からのウネリが入ってきてザブザブと非常に釣りづらく、また濁りも入った
ことで喰いが渋くなってしまいました。



エリアはロックフィッシュのほか、まれにヒラメも混ざるポイントを回りました。
非常にタフコンディションとなりましたが、千田君がいいサイズのヒラメとアイナメを
釣り、好スタートを切りました。

私はメインで使用したのはプラから好調な6"ダブルテールグラブ#344と4"シュリンプ#325。



松島塩釜周辺エリアでは#344と#325が非常に良く釣れます。

私に4"シュリンプ#325でヒラメHIT!



結局、アイナメと同じぐらいヒラメも釣れました。しかもヒラメはいいサイズばかり。
3人ともヒラメHIT。
ゲーリーワーム、ヒラメもすごく釣れます!

カテゴリー3のアイナメ、ソイ部門、優勝準優勝に僅差で敗れてしまい3位でした。

カテゴリー4のタイ、ヒラメ部門、沖合いのジギングで数もサイズもいいヒラメが釣れて
いると聞いてましたので、入賞は難しいと思ってましたが、素晴らしいゲーリーワームと
チームメイト中嶋君と千田君のおかげで3位入賞できました。

よって今大会はチームゲーリーヤマモト初のカテゴリー3と4のダブルで3位入賞する
ことができました!
ゲーリーワームは一味も二味も喰いの良さが違います!



来年また優勝目指して頑張ります!

応援宜しくお願いします。

高橋静男

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今回のチームゲーリーヤマモトは高橋さん、助っ人千田くん、私、中嶋の3人。

ウネリが大きく、釣りづらい状況でしたが、釣り方を絞るため、3人で別々の攻め方をしました。

6"ダブルテール、4"シュリンプで甲殻類意識の高橋さん。
ヤマセンコーで食わせの千田くん。
私は変化をつけてチキチキシンカーにDDDシャッドなど、2人よりもハイアピール系を投入。

バイトもない時間が続きましたが、千田くんのナイスアイナメを皮切りに徐々にペースを
掴むことができました。



私は巻き重視で攻めた結果、ロックフィッシュよりも予想外のヒラメに好かれてしまい
ましたが、それぞれが違う釣りを展開したことで、反応の良いパターンに寄せていけました。



これがチーム戦の良いところです。

おかげでロック部門、ヒラメ部門の2部門で3位入賞。2つのカテゴリーで入賞となりました。



来年こそはロック部門の頂点へ…頑張ります!

中嶋康文




2015.10.13
青木大介 JB TOP50 ワールドチャンピオン獲得!
今年は例年より早く始まったTOP50シリーズ。


〜第1戦 遠賀川〜

開幕戦は福岡県遠賀川での試合となりました。

昨年のエリート5で優勝したフィールドではありますが、苦手意識の強いフィールド
でもあり、開幕戦から年間を狙う上では重要な戦いとなりました。



当日はやはり厳しい状況になかなか自分のスタイルが合わない展開で、とても上位入賞
できるような感じではなく、毎日精一杯・・・・



しかし年間成績を大きく左右した場面があり、2日目のラスト10分までノーフィッシュの
状態で、5分前にキロアップを仕留め、ギリギリ30位で予選通過というドラマもありました。
あれがなかったら・・・ 今思うとゾっとします。

開幕戦は28位でフィニッシュ。


〜第2戦 北浦〜

第2戦は間髪入れずに茨城県北浦水系戦でした。

この試合もなかなか状況が掴めず、パターンを探しながらの展開で、1日1日が精一杯の状態。



2日目に大きく失速し、1本で終わってしまいましたが、この試合もあの1本がなかったら
実は予選落ちしていました。 1匹の大切さが本当によくわかります。

この試合は最終的に13位でフィニッシュ。


〜第3戦 旧吉野川〜

第3戦徳島県旧吉野川。

昨年の最終戦で大ハズシした地であり、そのリベンジと年間成績を考えると、ここで
最低でも5位以内に入らないとワールドチャンプは厳しくなる状況下でした。



この試合ではプラクティスから感触が良く、流れの当たりにくいシャローで、上を意識した
バスを狙うといった戦略でした。
結果最終日までトップだったものの、最終的に2位でフィニッシュ。

悔しいながらも年間成績はここで5位まで押し上げることに成功した。


〜第4戦 桧原湖〜

第4戦は福島県桧原湖。

スモールマウスがメインとなるフィールドで、ディープのスモールでリミットをつくり、
シャローのラージでキッカーを入れるといった戦略でスタート。





初日はディープでナイスリミットをつくり、シャローへ。
そしてビックフィッシュ賞となる56cm2100gのビックラージを釣り、大きな
アドバンテージを得て、2日目、3日目と苦戦を強いられるものの、ディープでのスモール
狙いで凌ぎ、結果は3位となりました。

気になる年間成績は2位まで浮上した。


〜第5戦 霞ヶ浦〜

第5戦は茨城県霞ヶ浦水系。

トップの選手と28ポイント差という、かなり厳しい状況での戦いでした。

しかし自分が上に行かなければチャンスも来ないということで、守りの戦略は一切なしで、
攻め続けることだけを考えて挑みました。



台風の影響で増水したシャローをメインに組み立て、総合成績を3位でフィニッシュ。




〜2度目のワールドチャンピオン獲得〜

ラッキーなことにトップだった選手が予選落ちし、2015年JBワールドチャンピオンの座が
転がり落ちてきました。

去年とは全く逆の展開となりました。



2015 JB TOP50 年間ポイントランキング

これで人生2度目のワールドチャンピオン獲得となりました。


2008年に初めて獲得した時は勢いで獲れちゃったといった感じで、2回目はきっちり狙って
獲りたいと思って7年。

2008年から7年間の年間順位は1位・4位・2位・2位・14位・4位・5位、そして2015年1位と、
何度も惜しいチャンスを逃しました。

それでも諦めずにやり続ければ獲れるもんです。





そして2回獲れれば、3回目も獲れると思います。

来年再びこの座を守っていきたいと思います。

最後に1年間応援してくださった皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

また来年もよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。
 
青木大介


写真提供 NBCNEWSDSTYLE




2015.10.09
青木大介 JB TOP50 第5戦 霞ヶ浦 3位
年間暫定成績2位で迎えた最終戦。

昨年は暫定1位で挑み、最終戦でまさかの大コケで大ブレーキ。
あと1歩のところでワールドチャンピオンの座を逃したのは記憶に新しい。

そして今年は最終戦までレースに加わっているものの、1位の選手と28ポイント差という
不可能に近いような差を背負っての戦いとなりました。



まずは自分が上位に入らないことには意味がないということで、とにかく上位に食い
込める戦略で挑みました。



メインパターンは台風の影響で増水したシャローのアシをSUGOIシンカー4gをセットした
クローワームで撃ちながら、霞水系での強力なフェリバリットである3.5gのジグに
ディトレーター(#341/000N)で食いきらないバスなどをフォローしていく展開でした。



キモは増水したシャローの中でも、普段は近づけないような浅瀬というのがキーでした。
これを頼りにプラクティスでの感触を合わせながら、3つの遠いエリアを時間が掛かる
もののランガン!!



最終的に総合成績3位で、年間でトップを走っていた選手がまさかの失速というラッキー
もあり、2015年ワールドチャンピオンを獲得することができました。



応援していただいた皆様に感謝させていただくとともに、まだまだ後半戦のビッグ
タイトル戦が続きますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

青木大介


写真提供 DSTYLE




2015.10.09
安達智史 TBC第5戦 レギュラークラス 4位

第4戦の5位に引き続き第5戦も4位で、なんとかお立ち台にあがれました。


TBC第5戦 成績表
写真提供 TBC

今回は記録的な大雨の影響で利根川本流もだいぶ地形が変わってしまったようで、1日
入ったプラは地形の変化や逆に新たに出来たカバーがないかチェックして回りました。

水温もどんどん下がってきて、場所によってはターンも始まっているようで水質も悪く
釣れない印象を受けました。

プラでは巻物と撃ち系の両方を試しましたが、巻物では僕には厳しい感じだったので、
撃ち系をメインにランガンすることに決めました。


迎えた大会当日。

水位も朝から落としてたようで、水がかなり流れてたんで朝イチの時合いをのがさない
ようにと気合いを入れてスタート!

まずはカレントの効いてる水通しのいい杭+ゴミやブッシュが絡んでる様な所を走り
ながら見つけてランガン。

すると、かなり沖まで伸びてる連杭の先端のあたりにブッシュが絡んでる場所を発見!

流れにのせながらA-OKの直リグを落とすとすぐにバイトしフッキングしましたが、
あり得ないミスで痛恨のバラシ。

しかしこの魚のお陰でなんとなくイメージが湧き次のポイントに直行。



またA-OKの直リグで読み通り掛けましたがまたまた痛恨のバラシ。

終わった・・・と思いましたが、まだまだ開始30分の出来事。
まだ時間はたっぷりあると言い聞かせ、飴を食べてリフレッシュ(笑)
また次なるポイントを探して走りました。

しかし、そこから中々バイトがなくヤバイなーって思い、お助け的なブッシュに
入ったらキロ越えのナイスフィッシュゲット!

前回は葦が良かったですが、今回はブッシュ系。

葦際はわりと水深があるといっても所詮岸際にしか生えてなく、中々減水時にいい
水深を控えてる所は少ない。 その点ブッシュは、場所によっては沖の方にあったり
減水時でも適度な水深を控えてる事が多い。

そこからはブッシュ系をメインにランガン。


気を付けたのはフラットエリアにあるディープ!?

延々とフラットエリアが続いてると、撃ち所がなく効率が悪いですが、ほんの1箇所
でもディープを控えてたらショボいカバーでもバスが必ず身を寄せる1級のカバーに
なるんで、そういう場所を探しながら釣りしました。

本当はそういう条件のエリアを何ヵ所もピックアップしとけばもっと効率よく回れる
んですが、まだまだ僕にとって未知な利根川。

探しながら釣り、フラットエリアにあるいいカバーを発見し2匹目をゲット!

そこはかなりゴージャスなカバーだったんで、そこまでフィネスにする必要はないと
思い、モコリークローをセットしたジグでブッシュのど真ん中から引き抜きました。


あと1本!

自分が知ってる数少ないカバーを撃って行きましたがバイトがない。

2本目をミスったカバーに再度入り直し、さっきより更にごちゃごちゃした所を撃ち、
リミット達成!

だいぶ気が楽になり上流エリアに勝負に行きましたが撃沈・・・試合終了となりました。



今回は2本ミスって精神的に焦りましたが、なんとかリミット揃えられて安心しました。

毎回試合中に新たに「ここのカバーいいなー」、「ここだけ深いんだー」、
「ここは牛が水浴びしてるんだー」・・・最後はどうでも良いですが(笑)
ほんと毎回発見があり、楽しいです。

比較的利根川は、いれば食うことが多いんで、撃ち系ではラバージグ+モコリークロー、
モコリークローTX、A-OK直リグの3つをメインにし、場所によって使い分けてます。

特にA-OK投げて釣れなかったら魚は居ない!?ってぐらいほんと信頼してます。

皆さんも是非お試しくださいm(__)m



ここ2戦、利根川のバスとリズムがあってきている感じがするんで、最終戦もなんとか
お立ち台に・・・いや優勝出来るよう頑張ってきます!

引き続き応援の程宜しくお願い致します。

安達智史




2015.10.03
澳原潤 JB TOP50 第5戦 霞ヶ浦 準優勝
9/18〜20に行われたTOP50最終戦。

公式プラクティスで現地入りするとプリプラクティスが全くと言っていいほど激変していた。
台風の影響で大増水、水温低下、水門開閉による流れ。
試合では変化し続ける状況に合わせていくしかない!となんとなくの手応えしかないまま試合に。



今回のメインは普段なら水がないようなシャロー。
先行者がいてもあまり関係なく、風や水位の変化などのタイミングを見てエリアを変え
初日6755gとトップウエイト!



2日目はウエイトを落としてしまったが予選で10キロを超えトップ通過。



最終日は時間も短いため、やりきってしまい1本のみ。

結果300グラムの差で準優勝となった。

今回の初日に活躍したのが4inヤマセンコーのノーシンカー!
先行者や自分が打ったストレッチの二流し目に圧倒的なバイトを出してくれたのが
新色の#986ワカサギ。



増水して水が少しでも綺麗な時や、秋のベイトフィッシュを食ってる時に絶大な威力を発揮します!



応援して頂いた皆様ありがとうございました!



JB TOP50 第5戦 最終成績表

年間成績も10位と、TOP50昇格以来維持していたシングルゼッケンも外してしまいましたが、
来年こそは柔軟に対応できる選手になれるよう頑張りますので応援よろしくお願いします!

澳原 潤


写真提供 NBCNEWS




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