ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2017.07.04
岩堀航 FLWツアー ポトマックリバー コアングラー部門 3位
皆さんコンニチワー。ブラッディです。

先日行われましたFLW#7 ポトマックリバー コアングラー部門で3位入賞しました。
これもいつも応援してくださる皆様の励ましがあるからこそだと思います。
いつもありがとうございます!!


FLWツアー#7 ポトマックリバー成績表

それでは試合の内容を少し深くかいてみます。

今回の試合に向けてゲーリーと三日間のプラクティスを行いました。
その時の印象としてはスポーニングが終わり、ほとんどの魚がアフターからアーリーサマーの状態。

プラで釣りをしていた感触としてはスポーニングエリアの側のウィードフラットに魚が濃い印象で
ただ、それはほとんどのプロが気付いていることでその中で釣り勝つには
釣り方に工夫がいるなと。

特にコアングラーとして出場しているのでエリアの決定権はおろかボートの操船権もないので
ボーターよりも釣るためには試合中にそのエリアにあった釣り方を見つけなきゃいけないなと。

ただ、そうはいっても軸となる釣りはあって
5”ヤマセンコーのノーシンカーがキーになるかと思っていました。
使い方は水位によって多少変化させるのですが水面までウィードが出ている状態なら表層を
巻いてトップウォーターの要領で下からドカンって喰わす方法と、水位が少し減ってからは
トゥイッチとフォールを織り交ぜて狙う方法の二つ。

カラーは#231が抜群に良かったですね♪



迎えた初日

パートナーと向かったのは小さいクリーク!!!
ウィードじゃないじゃん!!!ってなりましたが水深の浅いクリークなのでいわゆる普通の
ヤマセンコーの釣り。 カバーに投げて落とすだけ。

さすがに水深の浅いカバーを釣るので圧倒的に前で釣りしているボーターが有利で、
ウェイト的にも負けてしまいました。
けれども、ボーターがライトテキサスを打った同じスポットで2回魚を出すことができたのは
ヤマセンコー様々です。
エリアが良かったこともあって14lbで17位スタート!



二日目はウィードの釣り!

待ってました!!!気合い十分でヤマセンコーを投げるも釣れない・・・・
理由としては釣りをしているエリアの水深がゲーリーとプラをしていたエリアと比べて
30〜50pくらい深かったこと。

ただ、プラから横の釣りに反応が良かったので少し下のレンジを引くために
スイムセンコーの
テキサスリグ(1/16oz)を投げたらまさかの一投目でビッグフィッシュがヒット!

普通ならこれか!ってなるのですが今年の僕は昔と少し違う?(笑)
喰ったのがファーストフォールで喰ってきたことをふまえ、すぐに5-3/4”カットテールを
セットしたシェイキーヘッドにチェンジ!



この判断が功を奏しました。

琵琶湖でカットテールでいいのを沢山釣らせてもらった経験が活きましたね。
跳ね
ジグヘッドの要領でボトムまで一度落として、持ち上げ、ウィードが絡んだタイミングで
ステイ、そしてその後竿を強く早くあおりウィードを切ってまた落とす。
水深があったから有効だったこの釣りでおそらく回りにいるどのボートの人よりも大きい魚を
釣ったと思います。



魚はボトム付近にいて上を見て餌が来るのを待っていたんだと思います。
ただ、ここでタイダルリバーの難しいところが出ました。
水位が上がるアゲのタイミングで本来川が流れる向きとは逆に流れが発生しており、
こういう時は流れの影響があるところは意外と釣れないんですよね。

なので、上を向いてはいるけど早い釣り、例えばスイムジグやノーシンカートゥイッチ、
スピナーベイトに食いつく程元気がない!ってことで上から落ちてきてくれたカットテールが
彼らにとって一番のごちそうになったんですね。

さらに、ウィードの中でもしっかり見える#231を使ったのも大きなプラス要因になったかなと
思います。

そのおかげで、2日目は15lb6ozで3位までジャンプアップに成功!
賞金5000ドルも嬉しかったですがそれ以上に年間のポイントをがっつり稼いで
試合前9位だった年間成績が5位までアップできました!

チャンピオンシップもコアングラー部門は廃止されたのでこの試合でFLWのツアーはおしまい。
ただ今回はCostaシリーズにもエントリーしているのでそちらで優勝目指して頑張りますので
引き続き応援よろしくお願い致します。

岩堀 航




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