ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2013.09.10
岩堀航 PAA 第3戦 Table Rock lake コアングラー部門 3位
皆さんコンニチワー。 ブラッディです。


早いものでシーズンもほとんどが終わり、残すところあと一試合になりました。
そんなシーズン終盤になって、お陰様でようやく表彰台に立つことができました。
いつも応援してくださる皆様本当にありがとうございました!


それではPAA第3戦の釣りを紹介していこうと思います。
試合のフィールドはミズーリ州にあるTable Rock Lake。
標高が高く、河口湖みたいな気候で朝晩は15度前後まで冷え込み日中は30度を超えるという、一日の
気温差が割と激しいところ。


水の透明度は下流域はクリアですが上流にいくにつれ濁っていくのでどこを釣るかによってワームや
カラーを変えていかなきゃならない場所ですね。


そんな中、今回メインで使ったのは、日本でも発売になったばかりのプロセンコーのニューサイズ!


6.75"プロセンコー!





クリアウォーターではもちろん、水の透明度が悪くてもそのサイズゆえの存在感でしっかりとバスに
気づかせることができ、プロセンコー独特の微波動がこのTable Rock Lakeのバスには特に有効でした。


狙いはブラッシュパイルと呼ばれるオダみたいなカバーと立ち木周りに付くバス。
ただ、問題はどの水深にいるかが日によってまちまちなので、どのレンジでも対応できるジグヘッドを
チョイス。 ジグヘッドをウィードレスセッティングすることでカバー周りでも安心して使え、フォールから
ピックアップまでその間ずっとバスを誘い続けることができました。





迎えた初日はゲーリーとのプラクティスではやっていなかった上流域での釣りに最初は戸惑いましたが、
今回このワームに対して圧倒的なコンフィデンスを持っていたので迷わずにキャストし続けることができ、
4パウンダーのビックバスを含むリミットをキャッチ!


トータルウェイト 3匹リミットで8ポンドオーバーでトップで通過。





二日目は初日のパートナーとは打って変わって急深の岩盤に絡む立ち木を撃っていく釣り。
僕は立ち木には目もくれずひたすら岩盤を6.75"プロセンコーのダウンショットで打ち続け、なんとか
3時の帰着時間1時間前となる2時に一本キャッチ☆





この一匹がなんとか僕を3位に踏みとどまらせてくれました。
コアングラーというボーターの釣りによって自分の釣りが左右される中、今回はこの6.75"プロセンコーを
ひたすら信じて投げ続けられたのがこの結果に結びついたのだと思います。
 
5インチプロセンコーの太さをあえて変えずにサイズアップしたことにより独特の微波動を殺すことなく
アピール力を上げた6.75"プロセンコー。
スイミングでのアクション、フォール中のアクションがより艶かしいものになってます♪





PAA 第3戦 Table Rock lake 成績表


そして、もうひとつ付け加えたいのは
実は初日のパートナーは3匹のみのウェイインで、ウェイトもトータル6ポンドちょっと。
つまり、バックシートでありながらボーターのウェイトを上回る魚をキャッチ!


ワームの性能の差がここまで顕著に出るのも珍しいですが、それほどのポテンシャルがこのワームにあって、
フィールドのコンディションとマッチしたときの破壊力はすさまじく、ゲーリーと同船したプラクティスの時から
後ろからでも次々と魚をキャッチできました。


そして、プラクティスからの忘れられない話としては、モコリークローをセットしたスモラバ(5.2g)も
ボートドックパターンの時は大活躍!


普通ボートドックは前で釣る人が魚を抜いてしまうので後ろの人はほとんどキャッチできないんですが、
ゲーリーとのプラクティス中は倍以上の圧倒的な差(後ろが倍以上釣るという結果は圧倒的と言って
良いでしょう)で、このモコリークローをセットしたスモラバで釣ることができました!!!
(もちろんその後ゲーリーがアメリカ未発売のモコリークローに興味を示したのはいうまでもありませんw)


同じゲーリー素材のワームを使っているにもかかわらずこんなにも差が出るというのはモコリークローの
魚を寄せるパワーの証明ですね。


そして、状況にマッチさせることの大事さも改めて痛感。
試合では初日の最後にしか出番がありませんでしたがそれでも前のパートナーが打ってる後ろから
キーパーを含め3本(パートナーは1本)キャッチし、この方も興味津々でしたw


シーズンもほとんど終わり、次のPAA第4戦Grand Lakeが最終戦。
今年はFLWのGrand Lake戦で忘れがたい悔しい思いをしていますが、さらに高い表彰台に立てるよう
頑張りますので、引き続き応援よろしくお願い致します!


岩堀航




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