ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2011.07.28
成田紀明 TBC 第2戦 利根川 優勝!
直前の台風通過によりフィールドコンディションは完全リセット。


1週間前とはまるで変わり、短時間でのアジャスト能力が試される試合内容であった。


急激な水温低下がエリアによってはターンオーバーを起こし、水質は最低最悪。
クリアになりつつあるエリアも出てきだし、刻一刻と変わる変化への対応がキーで
あるのも前日のプラクティスで確認出来た。





前半は30分で4ヶ所を周るスーパーランガン。
さらには下流域まで降りながらのトップウォーターゲーム。
1尾を獲ったところで継続ではなくて終了を選択。


2m〜3mのディープからミドルをメインとし、6.5インチカットテールを中心に
周り出す展開にシフト。


読み通りに出てくる魚は黄金バス。
べイトはテナガエビ(甲殻類)、少し浅目ではいつも変わらずのクリーチャー
バックスライドを追加しエリアを深読みしない事を念頭に周った。





帰着後はチェックは確保、こんな状態であったのだが、想像以上にタフだったらしく
予想外のトレーラーウエイン。
結果、単独の3700gオーバーで優勝となりました。


この時季としては非常に珍しいローウエイト戦。
しかし参加選手は1尾の積み重ねに苦労し、1尾への遠さと大切さを感じたのでは
ないだろうか。


タフだからフィネスワーム?スモールルアー?ベイトフィネス?
完全に違いましたね。





小さいルアーさえ投げれば釣れる!というフィネス感覚は、広いフィールドでは
全く通じない事がお分かりになるでしょう。
特に状況変化の激しい時などは本当に魚を探すのに効率が悪くなるもの。





各毎試合、上位入賞者のコメントでも6.5インチカットテールは必ず聞く。
今回、BIGフィッシュ賞を獲った選手も6.5インチカットテールでした。


成田紀明


TBC 第2戦 利根川 成績表




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