ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
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2005.12.02
NBCヒューマンチャプター河口湖校 第4戦 斉藤修一 優勝
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---------- コメント ----------


 みなさん、こんにちは。今回は9月17日に行われたヒューマンチャプター第4戦河口湖で優勝することが出来たので、その時のパターンをお話します。




 当日は、翌日のプラクティスのために出場したので広範囲にチェックしてみた。ディープメインに考えていたので保安区域解除直後の西湖放水路沖のフラットから始めた。まず、僕のかなりお気に入りスゴイクランクロデオのヘビキャロ。これをドラッキングで使用した。(スゴイクランクは現在は生産終了となってしまったので、持っている人や店で見付けたら買ってぜひ使ってみて下さい!!よく釣れますよ!)
 この釣り方で1尾目500g、2尾目1kg、を獲ることができた。2尾目は巻き上げ時にバイトしてきた。その後、ベイトフィッシュが絡みそうなディープフラットエリアを回ってみた。大石沖・信号下沖とダメでハワイへ移動。魚探に映るベイトもこの日は浮いていたし、先ほどの2尾目の釣れ方からしてもバスは浮き気味になっているのでは?


 と思いその後、攻め方を変えてみた。それが大当たりでハワイと黒岩の岬周辺で4尾追加し、1度の入れ替えで4kgを越えた。その使用したルアーは自分で巻いたスモールラバージグ1/16ozにゲーリーのエコ4インチグラブをトレーラーにセットしたものである。


 よりトレーラーのグラブが動くようにセットのし方をひと工夫し使用した。そしてボトムではなくあくまでも”中層”。カーブフォール+スイミングで中層をキープし続けるのがキモだった。さらに長いゾーンを泳がせるために遠投を心掛けた。


 1/16ozのスモラバに4インチグラブ。一見アンバランスなこのセットはグラブのテールがテロテロと動きかなりスローフォールになる。これがゆっくりと中層を漂い、バスに長く見せバイトチャンスを増やすのだと思う。


 今年の河口湖は放流がなく、ネイティブの攻略が必要不可欠になっていた。バスフィッシング本来のパターンフィッシングが試せるフィールドとなっている。僕自身も今回が河口湖のトーナメントでのレコードとなった。大好きなデイープの釣りでこのような結果を出せてよかったと思う。


 そして、今回もっとも感じたのは、なんといっても4インチグラブの強さだ。今年、スモールワーム・ネコリグ用ロングストレートワームやスイムベイト系ワームなど数多くのワームがでていて主流になる中で、基本中の基本、4インチグラブから遠ざかっていた気さえする。


 しかし、エコトーナメントで唯一使用できるゲーリーのワームということもあり、いろいろな使い方をしてみて改めてその効果に僕自身も驚いた。どんな使い方にも、どんな状況にも対応してくれる4インチグラブ!!まさに”キング of スタンダード”だと思う。


 エコとはいえ、オリジナルとまったく差がない釣れ具合の4インチグラブ。みなさんもぜひ使ってみて下さい。きっと良い結果が待ってますヨ!!




 ・・・ところで、前日プラクティスの代わりのこの大会で優勝できたものの、どうしても釣って決勝大会の出場権を取りたかった翌日のMAX第2戦はというと・・・。状況変化に対応できず、前日の良いイメージをズルズルと引きずり時間ばかりが過ぎていき無念のノーフィッシュ。というオチでした。前日にあれだけ見えていた魚の動きが1日でガラッと変わってしまうなんて・・・。
 でも、常にどんな状況にも対応できるようにならなければ上へは行けません。まだまだ練習あるのみです。このようにハマれば天国。見失えば地獄のスリル満点の河口湖。みなさんもチャレンジしてみて下さい!!


斉藤 修一
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