ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2018.11.02
小森嗣彦 Basser Allstar Classic 2018 優勝!
今年で10回目の出場となるBasser Allstar Classic。
過去9年間では優勝1回、準優勝3回、その他の表彰台2回ととても相性のいい大会です。



今年はJB TOP50のシリーズ戦が表彰台1回、総合成績も少し落としてしまい、あまり
振るわなかったので、今年の締めとなるこのタイトルは獲りにいく、と強い気持ちで
プラクティスに取り組みました。



広大な利根川水系、この中から今回私が選んだのは利根川本流でした。
北浦では数が釣れていたのですが、利根川本流の方がプラクティスで数はでないものの、
釣れるバスのサイズが圧倒的によかったからです。



使ったルアーは、オールスターを勝つために作ったといっても過言ではないモコリー
クローのスゴイシンカー4gテキサスリグ、そして昨年からビッグフィッシュに対して
とても相性のいいことを知ったカルフォルニアロールのカバーネコリグ、それから
この水系攻略には欠かせない実績と安定感のあるファットヤマセンコーでした。



初日のファーストフィッシュはファットヤマセンコーのノーシンカー。
葦前にある杭でキャッチし、これが1,400gあり、ゲームの流れに乗ることができました。

次にモコリークローのテキサスリグで下流域の葦をうち、1,860gのキッカーとリミット
メイクとなる700gをキャッチしました。

今回は変化する利根川の水位を読み、水深1.5m前後で少し流れがあるところ、という
のがキーワードでした。

リミットを揃えてからは、天候も回復したので、その条件にあうカバーをカバーネコ
リグで狙っていきました。



カバーネコリグは、2016年JB TOP50開幕戦早明浦ダムで優勝した私の得意なリグです。
あのときはカットテールワームでしたが、今回はカリフォルニアロール。
このカリフォルニアロールというワームの特徴は、剣のような平たく尖ったテールです。
このテールが縦になるようにセットすると、ストレートワームのネコリグとは違った
左右への微波動が発生します。
ネコリグのワームはただクネクネく動けばいいというのは間違いです。

素早くバスに訴えるには、ベイトフィッシュが泳ぐときに発生する左右方向への水の
動きがあった方がいいと経験から感じていました。



そして、ビッグフィッシュに対してはボリューム感も大切ですし、ワームのウエイトも
大切で、1/11ozというネイルシンカーをインサートしたカルフォルニアロールは風が
強くてもベイトでキャストがしやすいです。

タックルはミディアムヘビーのカバータックル、ラインは14LB、ワームにはG7&YABAI
コラボのプロテクトチューブ5mmをセットしています。
フックはオリジナルのカバーネコフックです。

初日はその後、カバーネコリグで何本かキャッチし入れ換えに成功、4,505gという
破壊的なウェイトを出すことができました。



二日間はこのパターンが生きていることで、安心して朝一は下流域の葦でとにかく
ビッグフィッシュを狙いました。
しかし、これは反応がなく、そこから上流へカバーをうちながら上がっていき、リミット
メイク。 入れ換えとウエイトを重ねることができました。

初日ほどのビッグウエイトにはなりませんでしたが、単日2位になるウェイトで、これで
負けたら仕方ないと思いながらウエインロードに入りました。

結果は少し詰め寄られましたが初日のアドバンテージを生かし優勝!







超ハイウエイトな乱打戦となった今回のオールスターでの優勝はとても意味のある
ものだと思います。

プラクティス中に岸から声をかけていただいたり、手を振っていただいたり、マリーナや
釣具店、ガソリンスタンドなどでも、色々な方に「オールスター頑張ってくださいね」と
声をかけていただきました。



SNSの方にもたくさんの応援やお祝いのメッセージが届きました。
また、会場にお越し下さった皆様、AbemaTVの中継をご覧下さった皆様、応援して下さった
全ての皆様に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。


Basser Allstar Classic 2018 成績表

これからも様々なバスフィッシングシーンを盛り上げていきますので、引き続き応援
よろしくお願い致します。

小森 嗣彦




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